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平成26年第 1回定例会-03月06日-01号

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  1. 徳島市議会 2014-03-06
    平成26年第 1回定例会-03月06日-01号


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    平成26年第 1回定例会-03月06日-01号平成26年第 1回定例会 ┌─────────────────────────────────┐ │    平 成                          │ │    26年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │ │                                 │ │              第 1 号              │ └─────────────────────────────────┘                         徳島市告示第50号  平成26年第1回徳島市議会定例会を次のとおり招集する。        平成26年2月27日           徳 島 市 長   原   秀 樹  1 と き   平成26年3月6日午前10時  2 ところ   徳島市議会議事堂    ─────────────────────────────   平成26年3月6日(木曜日)午前10時開会    ─────────────────────────────    議 事 日 程(第1号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 会期決定について
    第3 議案第 1号 平成26年度徳島一般会計予算    議案第 2号 平成26年度徳島国民健康保険事業特別会計予算    議案第 3号 平成26年度徳島食肉センター事業特別会計予算    議案第 4号 平成26年度徳島下水道事業特別会計予算    議案第 5号 平成26年度徳島奨学事業特別会計予算    議案第 6号 平成26年度徳島土地取得事業特別会計予算    議案第 7号 平成26年度徳島住宅新築資金等貸付事業特別会計予算    議案第 8号 平成26年度徳島介護保険事業特別会計予算    議案第 9号 平成26年度徳島後期高齢者医療事業特別会計予算    議案第10号 平成26年度徳島職員給与等支払特別会計予算    議案第11号 平成26年度徳島中央卸売市場事業会計予算    議案第12号 平成26年度徳島商業観光施設事業会計予算    議案第13号 平成26年度徳島水道事業会計予算    議案第14号 平成26年度徳島旅客自動車運送事業会計予算    議案第15号 平成26年度徳島市民病院事業会計予算    議案第16号 平成25年度徳島一般会計補正予算(第5号)    議案第17号 平成25年度徳島国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)    議案第18号 平成25年度徳島下水道事業特別会計補正予算(第3号)    議案第19号 平成25年度徳島後期高齢者医療事業特別会計補正予 算(第1号)    議案第20号 平成25年度徳島市民病院事業会計補正予算(第2号)    議案第21号 徳島一般職任期付職員採用等に関する条例を定めるについて    議案第22号 非常勤特別職職員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第23号 常勤特別職職員給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第24号 徳島職員給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第25号 徳島手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第26号 徳島市立保育所条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第27号 徳島市営住宅条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第28号 徳島国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第29号 徳島土地造成事業設置等に関する条例を廃止する条例を定めるについて    議案第30号 徳島商業観光施設事業条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第31号 徳島都市計画法施行条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第32号 徳島道路占用料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第33号 徳島河川占用料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第34号 徳島下水道条例及び徳島法定外公共物管理条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第35号 徳島市立高等学校条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第36号 徳島青少年問題協議会設置条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第37号 徳島社会教育委員条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第38号 消防事務手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第39号 徳島消防長及び消防署長資格を定める条例を定めるについて    議案第40号 徳島消防団員定数,任用,給与,分限及び懲戒,服務等に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第41号 市道路線の廃止について    議案第42号 市道路線の認定について    議案第43号 工事請負契約変更について    議案第44号 工事請負契約締結について    議案第45号 工事請負契約締結について    議案第46号 工事委託基本協定変更について    議案第47号 土地改良事業施行について    議案第48号 平成25年度徳島旅客自動車運送事業会計資本剰余金処分について    報告第 1号 専決処分報告について    報告第 2号 専決処分報告について    報告第 3号 専決処分報告について    報告第 4号 専決処分報告について    報告第 5号 専決処分報告について    報告第 6号 専決処分報告について    報告第 7号 専決処分報告について    報告第 8号 専決処分報告について    報告第 9号 専決処分報告について    報告第10号 専決処分報告について    報告第11号 専決処分報告について    報告第12号 専決処分報告について    報告第13号 専決処分報告について    報告第14号 専決処分報告について    報告第15号 専決処分報告について    報告第16号 専決処分報告について    報告第17号 専決処分報告について    報告第18号 専決処分報告について    報告第19号 専決処分報告について    報告第20号 専決処分報告について    報告第21号 専決処分報告について    提    出 平成26年度の公社等事業計画提出について    ─────────────────────────────    本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 会期決定について 日程第3 議案第1号から議案第48号まで 報告第1号から報告第21号まで 提出 平成26年度の公社等事業計画提出について    ─────────────────────────────    出 席 議 員(33名)    1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君    3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君    5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  山 本 武 生 君    7番  佐々木 昌 也 君 │  8番  須 見 矩 明 君    9番  森 井 嘉 一 君 │ 10番  黒 田 達 哉 君   11番  齋 藤 智 彦 君 │ 12番  久次米 尚 武 君   13番  北 原 光 晴 君 │ 14番  美 馬 秀 夫 君   15番  西 林 幹 展 君 │ 16番  西 條 正 道 君   17番  折 目 信 也 君 │ 18番  井 川 龍 二 君   19番  河 口   達 君 │ 20番  中 川 秀 美 君   21番  小 林 雄 樹 君 │ 22番  岡 南   均 君   24番  武 知 浩 之 君 │ 25番  宮 内 春 雄 君   26番  加 戸   悟 君 │ 27番  見 田   治 君   28番  船 越 智 子 君 │ 29番  塀 本 信 之 君   30番  中 野 一 雄 君 │ 31番  加 村 祐 志 君   32番  中 西 裕 一 君 │ 33番  井 上   武 君   34番  広 瀬 和 範 君 │    ─────────────────────────────    欠 員 (1名)    ─────────────────────────────    説明のため出席した者の職氏名
    市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長  佐 藤 吉 則 君 第二副市長  鈴 江 祥 宏 君 │ 企画政策局長 富 永 和 弘 君 総務部長   井 上 孝 志 君 │ 財政部長 市民環境部長           │ 理事    上 田 紘 嗣 君 兼理事    平 山   元 君 │ 保健福祉部長 岡 田 元 成 君 経済部長   薄 井 利 幸 君 │ 都市整備部長 土木部長   多 田 昭 弘 君 │ 理事    前 山 祐 一 君 危機管理監  大 西 孝 佳 君 │ 消防局長   岡 田 陽 彦 君 水道局長   久 米 好 雄 君 │ 交通局長   桒 村 信 一 君 病院事業             │ 病院局長   後藤田   勲 君 管理者    露 口   勝 君 │ 教育長    石 井   博 君 選挙管理委員           │ 監査事務局長 脇 谷   恵 君 会事務局長  山 口 啓 三 君 │ 農業委員会                  │ 事務局長   湊   浩一郎 君    ─────────────────────────────    議会事務局職員出席者  事務局長    小 泉 吉太郎 │ 次長兼  庶務課長    西 名   武 │ 議事調査課長  林   哲 也  庶務課長補佐  角 元 京 子 │ 議事調査課長補  議事調査課担当         │ 佐       折 野   功  課長補佐調査         │ 議事係長    宮 本 和 明  係長      吉 本   毅 │    ───────────────────────────── ○議長須見矩明君)ただいまから、平成26年第1回徳島市議会定例会を開会いたします。  市長より招集の挨拶があります。            〔市長 原 秀樹君登壇〕 ◎市長原秀樹君)本日、ここに平成26年第1回徳島市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位の御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。  今定例会には、平成26年度各会計予算議案など、48件の議案を御提出いたしております。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして招集の御挨拶といたします。 ○議長須見矩明君)これより、本日の会議を開きます。  日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  まず、監査委員から、昨年12月、本年1月及び2月に実施した例月現金出納検査及び監査の結果について、議長宛て報告書提出されておりますので、御報告いたしておきます。  次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会出席を求めた者の職氏名及び本日の議事日程事務局長報告させます。             〔議会事務局長報告〕    ─────────────────────────────    説明のため出席を求めた者の職氏名 市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長  佐 藤 吉 則 君 第二副市長  鈴 江 祥 宏 君 │ 企画政策局長 富 永 和 弘 君 総務部長   井 上 孝 志 君 │ 財政部長 市民環境部長           │ 理事    上 田 紘 嗣 君 兼理事    平 山   元 君 │ 保健福祉部長 岡 田 元 成 君 経済部長   薄 井 利 幸 君 │ 都市整備部長 土木部長   多 田 昭 弘 君 │ 理事    前 山 祐 一 君 危機管理監  大 西 孝 佳 君 │ 消防局長   岡 田 陽 彦 君 水道局長   久 米 好 雄 君 │ 交通局長   桒 村 信 一 君 病院事業             │ 病院局長   後藤田   勲 君 管理者    露 口   勝 君 │ 教育長    石 井   博 君 選挙管理委員           │ 監査事務局長 脇 谷   恵 君 会事務局長  山 口 啓 三 君 │ 農業委員会                  │ 事務局長   湊   浩一郎 君    ─────────────────────────────          議  事  日  程  (第1号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 会期決定について 第3 議案第 1号 平成26年度徳島一般会計予算    議案第 2号 平成26年度徳島国民健康保険事業特別会計予算    議案第 3号 平成26年度徳島食肉センター事業特別会計予算    議案第 4号 平成26年度徳島下水道事業特別会計予算    議案第 5号 平成26年度徳島奨学事業特別会計予算    議案第 6号 平成26年度徳島土地取得事業特別会計予算    議案第 7号 平成26年度徳島住宅新築資金等貸付事業特別会計予算    議案第 8号 平成26年度徳島介護保険事業特別会計予算    議案第 9号 平成26年度徳島後期高齢者医療事業特別会計予算    議案第10号 平成26年度徳島職員給与等支払特別会計予算    議案第11号 平成26年度徳島中央卸売市場事業会計予算    議案第12号 平成26年度徳島商業観光施設事業会計予算    議案第13号 平成26年度徳島水道事業会計予算    議案第14号 平成26年度徳島旅客自動車運送事業会計予算    議案第15号 平成26年度徳島市民病院事業会計予算    議案第16号 平成25年度徳島一般会計補正予算(第5号)    議案第17号 平成25年度徳島国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)    議案第18号 平成25年度徳島下水道事業特別会計補正予算(第3号)    議案第19号 平成25年度徳島後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)    議案第20号 平成25年度徳島市民病院事業会計補正予算(第2号)    議案第21号 徳島一般職任期付職員採用等に関する条例を定めるについて    議案第22号 非常勤特別職職員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第23号 常勤特別職職員給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第24号 徳島職員給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第25号 徳島手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第26号 徳島市立保育所条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第27号 徳島市営住宅条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第28号 徳島国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第29号 徳島土地造成事業設置等に関する条例を廃止する条例を定めるについて    議案第30号 徳島商業観光施設事業条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第31号 徳島都市計画法施行条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第32号 徳島道路占用料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第33号 徳島河川占用料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第34号 徳島下水道条例及び徳島法定外公共物管理条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第35号 徳島市立高等学校条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第36号 徳島青少年問題協議会設置条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第37号 徳島社会教育委員条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第38号 消防事務手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第39号 徳島消防長及び消防署長資格を定める条例を定めるについて    議案第40号 徳島消防団員定数,任用,給与,分限及び懲戒,服務等に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて    議案第41号 市道路線の廃止について    議案第42号 市道路線の認定について    議案第43号 工事請負契約変更について    議案第44号 工事請負契約締結について    議案第45号 工事請負契約締結について    議案第46号 工事委託基本協定変更について    議案第47号 土地改良事業施行について
       議案第48号 平成25年度徳島旅客自動車運送事業会計資本剰余金処分について    報告第 1号 専決処分報告について    報告第 2号 専決処分報告について    報告第 3号 専決処分報告について    報告第 4号 専決処分報告について    報告第 5号 専決処分報告について    報告第 6号 専決処分報告について    報告第 7号 専決処分報告について    報告第 8号 専決処分報告について    報告第 9号 専決処分報告について    報告第10号 専決処分報告について    報告第11号 専決処分報告について    報告第12号 専決処分報告について    報告第13号 専決処分報告について    報告第14号 専決処分報告について    報告第15号 専決処分報告について    報告第16号 専決処分報告について    報告第17号 専決処分報告について    報告第18号 専決処分報告について    報告第19号 専決処分報告について    報告第20号 専決処分報告について    報告第21号 専決処分報告について    提    出 平成26年度の公社等事業計画提出について    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議長須見矩明君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、13番北原光晴君、30番中野一雄君のお二人を指名いたします。    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議長須見矩明君)次に、日程第2、会期決定についてを議題といたします。  今期定例会会期は、本日から3月20日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長須見矩明君)御異議なしと認めます。よって会期は、本日から3月20日までの15日間と決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議長須見矩明君)次に、日程第3を議題といたします。 ───────────────────────────── ○議長須見矩明君提出者説明を求めます。  〔市長 原 秀樹君登壇〕 ◎市長原秀樹君)平成26年第1回徳島市議会定例会に臨み、ただいま上程されました議案説明に先立ちまして、これからの市政運営に取り組む私の所信を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  御承知のとおり、昨年12月には徳島ヴォルティス見事プレーオフを制し、四国初のJ1昇格を果たしました。  この快挙は、多くのファンやサポーターに感動と勇気を与えてくれました。  既に今シーズンが開幕したところでありますが、ホームゲームには全国からこれまで以上のサポーターの来県が見込まれるだけでなく、トップレベルの選手のプレーが見られるということで、地元の観客も大幅にふえるのではないかと期待しております。  こうしたことから、ホームタウンである本市といたしましては、J1昇格を市民スポーツ文化の振興はもとより、本市の魅力を全国へ発信する絶好の機会と捉え、地域のさらなる活性化シティプロモーションの拡充につなげるとともに、その効果が一層高まることを期待し、J1での徳島ヴォルティスの活躍を力強く応援してまいりたいと存じます。  さて、国におきましては、一昨年の政権交代後、いわゆるアベノミクスと言われる積極的な経済政策が実行され、景気回復の兆しが見え始めております。  また、県内におきましても、個人消費雇用情勢が引き続き堅調に推移し、景気回復基調にあるとされており、こうした景気回復の裾野の広がりが、今後、地域経済における確かな実感へとつながることを期待するところであります。  そうした中、本年1月には、第3の矢である成長戦略として策定された日本再興戦略に基づき、具体的な内容や実施時期などを示した実行計画がまとめられました。  これは、成長戦略の実行を担保し、着実に推進するための枠組みであり、この計画に基づき、今後、成長戦略が加速化するものと思われます。  さらに、政府は今国会を好循環実現国会と位置づけ、デフレ脱却に向け、企業の収益が雇用や所得の拡大につながり、それにより消費が拡大するという循環をつくり出すための取り組みを進め、強い経済を取り戻す考えを示しております。  その一方で、来月には消費税率が8%に引き上げられます。  消費税の増税は、財政健全化への第一歩であると同時に、駆け込み需要の反動や増税による消費の落ち込みで回復基調にあった景気が低迷することが懸念されるところであり、引き上げの影響を緩和するための経済対策の効果に期待するものであります。  本市といたしましても、このような国が打ち出す対策に十分留意し、適切な対応を図ることで景気回復の流れを損なうことのないよう、地域経済活性化に確実につなげてまいりたいと考えております。  また、国においては昨年6月に出された第30次地方制度調査会の答申を踏まえ、将来の急激な人口減少を最大の課題として、基礎自治体行政サービス提供体制仕組みづくりが進められているところでございます。  その中で、市町村が基礎自治体としての役割を持続可能な形で果たしていけるよう、地方中枢拠点都市中心とした新たな広域連携等枠組みとともに、地方公共団体間の柔軟な連携を可能にする仕組み制度化などについて具体的な検討が行われております。  この地方中枢拠点都市中心とした連携につきましては、地方圏における一定の人口規模中核性を備える都市に高次の都市機能を集積させ、地方経済を牽引するにふさわしい中心都市とその圏域を戦略的に形成しようとするもので、将来の徳島東部地域のあり方を考えていく上において、こうした国の動向を注視していく必要があると考えております。  今後、さらに加速するとされる人口減少少子高齢化行財政運営に与える影響は深刻であり、住民に最も身近な行政主体である基礎自治体は、厳しい将来予測に対し危機意識を持ち、長期的な視点に立って来るべき事態に対処しなければなりません。  本市といたしましては、そうした認識のもとで徳島東部地域中核都市として将来にわたり安定して質の高い住民サービスを提供し、また、活力と魅力あるまちづくりを実現できる体制の構築を目指してまいりたいと考えております。  また、本市では平成17年の財政危機宣言以降、厳しい財政状況を早期に克服するとともに、総合計画に掲げる将来像「心おどる水都・とくしま」実現のため、全庁挙げて行財政健全化に取り組んでまいりました。  この間、職員の協力を得て給与減額を行うほか、計画に掲げる取り組み項目を着実に実行することで、期間終了まであと1か月を残してはいるものの、目標を上回る成果を達成できる見込みであり、議員各位並びに市民の皆様の御理解、御協力に改めて感謝申し上げる次第でございます。  平成26年度からは、みずからの判断と責任において多様な政策課題を効果的・効率的に処理できる経営型の行政運営への転換に向け、新たに策定した徳島行財政力強化プランに掲げる取り組みを確実に実行してまいる所存でございます。  健全化から強化へと行財政力を高めながら、本市を取り巻くさまざまな環境変化に迅速かつ的確に対応するとともに、本市の魅力や個性をさらに高め、全国に存在感を示すことのできるまちづくりに力を注いでまいります。  平成23年度から、「心おどる水都・とくしま」発信プランに基づき取り組んでおりますシティプロモーションにつきましては、来年度は後期期間の初年度を迎えます。  前期3年間におきましては、徳島市を統一的に発信していくためのロゴマークやキャラクターの作成、官民が一体となったオール徳島体制の構築といったプロモーションの基盤整備をするとともに、水都、歴史、阿波おどり、特産品の四つをキーワードに本市の魅力発信に取り組んでまいりました。  今後におきましては、前期の成果を生かしながら、さらに全国に向けた戦略的なシティプロモーションを展開したいと考えております。  中でも、水都とくしま創造プロジェクトの主要事業に位置づけております、ひょうたん島川の駅ネットワークの推進につきましては、市民構想会議の委員の皆様に熱心な御議論をいただき、構想を策定したところでございます。  ひょうたん島では、地域資源であるLEDを活用し、芸術的な景観を創出しておりますが、今後、川の駅ネットワークの整備を進めることで日常的に水上を移動する人々や訪れた観光客等による大きなにぎわいが生まれ、水都とくしまを象徴するひょうたん島から本市ならではの魅力を全国に向け、より強く発信できるものと考えております。  このように、今後とも「心おどる水都」を確かな姿として実現できるよう実効性のある施策に積極的に取り組み、着実に成果を上げてまいる所存でございますので、議員各位、並びに市民の皆様の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、平成26年度当初予算等の概要につきまして、地方を取り巻く財政環境等とともに御説明いたします。  平成26年度の地方財政計画におきましては、社会保障の充実分等を含め、地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額について、平成25年度の水準を相当程度上回る額が確保されたところでございます。  また、地方にとりまして危惧されていた地方財政計画の歳出特別枠と、これを受けた地方交付税の別枠加算の見直しは、地方税収の増収により一部縮小しつつも、我々地方の要望を踏まえ堅持されたところでございます。  国におきましては、経済再生に合わせ、翌年度以降も引き続き地方行財政制度の見直しを行っていくものと考えられますことから、これまで地域経済を支えてきた地方交付税総額が確実に確保されるよう、今後とも全国市長会等を通じて精力的に活動を行ってまいります。  こうした状況を踏まえ、本市平成26年度当初予算におきましては、地方財政計画と同様、地方交付税や臨時財政対策債は減少するものの、市税収入の増加により主要一般財源収入は前年度並みを確保できる見通しとなっております。  また、将来を見据えた財政構造への転換を図る観点から、これまでの職員配置の適正化に伴う人件費の削減などにより義務的経費を抑制した一方で、公共施設の耐震化や学校施設の計画的な改築を推進するなど、投資的経費を拡充し、弾力的な財政構造への転換を図っております。  さらに、来年度は消費税率の引き上げや昨年途中からの電気料金の値上げに伴い、経常的な経費が増加する厳しい状況ではございますが、財源調整のための基金からの繰入額につきましては前年度予算より減少させており、過度に基金に頼らない財政運営に取り組んでおります。  その上で、本市の喫緊の課題であります地域経済活性化、防災・減災対策、未来を担う子供の育成の三つを重点分野と位置づけ、積極的に取り組むことで総合計画に掲げる将来像「心おどる水都・とくしま」の実現を目指してまいります。  特に、経済活性化に関しましては、今の我が国経済は、全体としては着実に上向いていると思われますが、景気の回復が地域経済にはいまだ十分浸透していないというのが地方の実感でございます。  そうしたことから、3月補正におきましては身近な公共事業を中心経済対策関係予算を編成するとともに、平成26年度予算における投資的経費を前年度に比べ7%の増額とするなど、景気の下支えを図りながら本市における経済の好循環を確かなものにしてまいります。  この結果、平成26年度当初予算の規模は、一般会計953億9,000万円、特別・企業会計870億9,338万円となっており、前年度と比較いたしますと一般会計では18億2,000万円、率にして1.9%の増となっております。  また、特別・企業会計では介護保険事業における保険給付費の増加や、企業会計におきまして会計基準の見直しに伴い、新たに引当金の計上が義務づけられたことなどにより、前年度と比較し46億4,582万円、率にいたしまして5.6%の増となっております。  それでは、平成26年度当初予算の主要施策につきまして、先ほど申しました三つの重点分野に沿って御説明いたします。  まず、一つ目に地域経済活性化といたしましては、景気回復の足取りを一層確かなものとし、景気の回復が実感できるよう取り組むとともに、本市の魅力を全国に発信していくことで人口減少社会においても都市活力の向上を図り、持続可能な社会づくりに取り組んでまいります。  そこで、消費税率引き上げによる需要の過度の変動が景気の下振れリスクとならないよう、低所得者や子育て世帯に対し臨時給付金の給付措置を講ずるとともに、商工団体が実施するプレミアムつき地域商品券の発行を支援いたします。  また、市民の皆様の要望が多い民間住宅のリフォーム支援の継続や徳島ヴォルティスのJ1昇格を受け、旅館組合が実施する観戦者への宿泊費等一部助成事業を支援することで、さまざまな経済効果を生み出します。  さらに、地域経済活性化のため、企業訪問等により企業誘致を推進するとともに、中小企業単独では実施が困難な社員研修を支援いたします。  新町西地区市街地再開発事業につきましては、実施設計に着手するとともに、新ホールに関しましては市民会議の開催を通じて広く意見を伺いながら管理運営計画を策定するなど、着実に事業を推進してまいります。  また、これまで取り組んできた「心おどる水都・とくしま」発信プランに基づくここにしかない魅力の発信も、後期期間の初年度となることから、全国へ向け、より具体的なプロモーション活動を展開してまいります。  こうしたことから、ひょうたん島周辺を舞台に官民の事業主体が協力・連携し、体験型プログラムなどを提供する徳島ひょうたん島博覧会を引き続き開催するとともに、本市の重要な観光資源の一つである眉山の魅力アップとして、旧ロープウエー山頂駅舎を含む山頂施設の一体的整備を進めるほか、観光客の利便性向上と地域活性化を図る観点から、市中心部への中継点として郊外に道の駅を整備するための基本計画の策定に着手いたします。  さらに、本市の魅力としてLEDを生かしたまちづくりを推進していることから、LEDが魅せるまち・とくしま事業推進基金を活用し、町内会等が維持管理している防犯灯を計画的にLED化するとともに、電灯料金の助成を拡大することで町内会等の負担軽減を図ってまいります。  二つ目に、防災・減災対策についてでございます。  近い将来に発生が予測されている南海トラフ巨大地震等に備え、市民の命を守るために、本市では地震・津波に重点を置いた減災対策を推進しております。  特に、被害を大幅に減少させることができると言われている避難施設や避難路の確保については、最重要課題と位置づけ重点的に取り組んできた結果、津波浸水想定区域の人口を大幅に上回る津波避難ビル等の指定が完了しております。  しかしながら、市民の皆様にとりまして、より近くに避難場所が確保できるよう引き続き津波避難ビルの指定拡大などに取り組むとともに、避難拠点への誘導標識や津波注意も含めた海抜表示板を設置することで、より迅速な避難が可能になるものと考えております。  また、災害時に必要となる水や食料、毛布などの備蓄物資や発電機などの応急物資につきましては、これまで計画的に整備してきた結果、平成26年度で計画数量が確保できることとなります。  今後は、自主防災組織の活動を資機材の整備や防災訓練等の支援を通じて充実・活性化し、いざというときに地域全体で災害に対応できるよう地域防災力の強化に努めてまいります。  三つ目に、未来を担う子供の育成についてでございます。  少子化が進展する中、本市の未来を担う人材を育成することは非常に重要でございますので、活動拠点の整備や保育環境の充実・強化を推進しております。  そこで、防災面も考慮し、小・中学校の計画的な改築を進めるとともに、授業終了後の適切な遊び及び生活の場を提供し、その健全な育成を図る学童保育会館を整備するほか、近隣市町村と広域的に実施しております病児・病後児保育の拡充により、保育環境の充実を図ってまいります。  また、待機児童対策といたしましては、私立認可保育所に対する施設整備費の助成や市立保育所の増改築により定員拡大に取り組むほか、民間保育士の処遇改善や障害児保育の推進に努めてまいります。  さらに、子育て安心ステーションの運営や産前・産後における家事育児支援を行うことで、妊産婦等の出産・育児に対する不安感の軽減を図るなど、子育てを幅広い観点から支援してまいります。  続きまして、当初予算以外につきまして、御説明いたします。  平成25年度の補正予算につきましては、さきに申しましたとおり経済対策事業に取り組むほか、事業量の確定や国・県の補助決定等に伴い所要の補正を行うこととしております。  また、関連法令等の改正に伴い所要の改正を行う手数料条例の一部改正などの条例議案市道路線の廃止や認定、工事請負契約締結などに関する単行議案を提案いたしております。
     以上、平成26年度当初予算等の概要につきまして、御説明いたしました。  よろしく御審議いただき、御可決くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長須見矩明君)以上で提出者説明は終わりました。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議長須見矩明君)次に、休会について、お諮りいたします。  明3月7日から3月9日までは、議案精査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長須見矩明君)御異議なしと認めます。よって、明3月7日から3月9日までは休会することに決定いたしました。  本日は、これにて散会いたします。             午前10時30分 散会...