出席の委員は,敬称を略します。
杉本,出口,池渕,南部,米崎,四宮の各委員と私の全員で
あります。
参与として,
中山市長,蔭山副市長,
岡本政策監,
西照総務部長,
藍沢総務部副部長,築
原秘書広報課長,
南財政課長が出席いたしました。
まず,
会議期間については,慎重に協議いたしました結果,本日から12月16日までの15日間と決定いたしました。
次に,
会議期間中の休会について,5日は
議案調査のため休会,9日,12日,13日,14日は各
常任委員会にて
付託議案を審査のため休会,15日は
事務整理のため休会と決定いたしました。なお,3日,4日,10日,11日は休日につき,
会議規則により休会で
あります。
次に,質疑の発言時間については,行政の答弁時間は含まず,1人45分以内,質疑は完全一問一答形式により,質問席で発言し,議長,
議会運営委員長において調整を行い,その他の運営については,議長において適宜善処するよう決定いたしました。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
◎ 議長(
米崎賢治議員)以上で,
委員長の報告は終わりました。
◎ 議長(
米崎賢治議員)お諮りいたします。
本
定例会議の
会議期間については,本日から12月16日までの15日間とし,休会及びその他の
決定事項については,ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◎ 議長(
米崎賢治議員)御異議なしと認めます。
よって,そのように決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎ 議長(
米崎賢治議員)次に,日程第3 議案第83号から議案第103号まで,報告第14号について,
一括上程,議題といたします。
───────────────────────────────────────────
◎ 議長(
米崎賢治議員)議案の朗読を省略し,
提案理由の説明を求めます。
中山市長。
[市長
中山俊雄君 登壇]
◎ 市長(
中山俊雄君)皆さん,おはようございます。
本日,早朝,いつもより早起きされ,テレビの前で熱い声援を送られた議員も多数いらっしゃることと存じます
が,2022
FIFAワールドカップカタール大会の
グループE第3戦,日本対
スペインの試合
が行われ,日本
が2対1の大
逆転勝利を収め,
ノックアウトステージ進出を決めました。ドイツ,
スペインといった強豪国と同じ
グループとなり厳しい戦い
が予想され
ていた中,これらのチームを相次いで破っ
てつかんだ
歴史的快挙とも言える
グループステージ突破で
あります。
新型コロナウイルス感染症や
物価高騰など暗い出来事
が続く中,
日本代表チームの
戦いぶりは,私たちに夢と勇気を与え
てくれ
ています。
日本史上最高となるベスト8をかけた試合は,日本時間の今月6日に行われます。私たちも,今朝以上の熱い応援を
日本代表チームに送りましょう。
それでは,
提出議案の説明等に移らせ
ていただきます。
議員各位におかれまし
ては,御多忙中にもかかわりませず,令和4年12
月定例会議に御参集賜り,厚く御礼申し上げます。
まず初めに,2つの
スポーツイベントについて報告申し上げます。
1つ目は,先月6日に開催いたしました第2回
小松島逆風ハーフマラソンについ
てで
あります。大会当日は,絶好の秋晴れの下,県内外から576名のランナーの皆様をお迎えし,盛況のうちに開催すること
ができました。
コロナ禍での開催,また,初めての
リアルマラソン大会の開催ということも
あり,開催にたどり着くまでに多くの課題
がありました
が,大会の準備や運営につきまし
ては,徳島県及び警察をはじめ,
関係機関並びに各団体・事業所の皆様,そして
議員各位から,一方ならぬ御協力を賜りました。
また,
コース周辺の長時間の
交通規制等,円滑な
大会運営に御理解,御協力をいただきました
地域住民の皆様,大会に向け
て沿道の清掃や当日スタッフとして献身的に大会を支え
てくださいましたボランティアの皆様,温かい拍手と熱い声援を送り続け
てくださいました市民の皆様など,今大会に関係した全ての皆様に,この場をお借りいたしまし
て,深く感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。
この
マラソン大会で感じ
ていただいた本市の魅力や市民の皆様との触れ合いを通じ,「小松島に来
てよかった」,「また次回もチャレンジしたい」と思っ
ていただければ幸いで
あります。
そして,今回の大会で得られたものを糧にし,これからも多くの皆様に楽しんでいただける大会を目指し
てまいります。
2つ目といたしまし
て,先月23日,
小松島競輪場におきまし
てこまつ
しま競輪サイクルフェスタを開催いたしました。
当日は,あいにくの天候により,規模を縮小し
ての開催となりました
が,小さなお子様を対象とした
小松島競輪MAXライダーグランプリでは,ペダルも補助輪もブレーキもない,新感覚の
キックバイクを楽しむ
子どもたちとともに,応援する親御さんも一緒に楽しめる
イベントとなりました。
今後も,
県内唯一の
自転車競技場という資源を最大限に生かし,
ファミリー層や若年層に楽しんでもらえる
イベントを開催することで,
スポーツとしての
自転車競技の
認知度向上に努めるとともに,
小松島競輪場をより身近に感じ
てもらえるよう取り組んでまいります。
そして,市民の皆様
が身近に
マラソンやサイクリングなどの
スポーツを楽しむこと
ができ,
健康増進につながるような
スポーツイベントや
レジャー施設などの
環境づくりを積極的に進め
てまいります。
続きまし
て,新型コロナウイルス感染症についてで
あります。
現在,国内では,主流となっ
ているオミクロン株派生型BA.5のほか,XBBやBQ.1.1といった新たな派生株も報告されるなど,地域差は
あるものの,全国的に
新規感染者数
が増加傾向に転じ
ており,専門家の間では,今年の夏の第7波を超える可能性も指摘され
ております。
また,今年の冬は
新型コロナウイルス感染症と
季節性インフルエンザの
同時流行も懸念され
ております。
徳島県におきましても,県内の
感染状況や,新たな変異株の県内初確認を受け,先月14日,
新型コロナウイルス感染症への警戒を促す
とくしまアラートがレベル2・
感染警戒・前期へ1段階引き上げられたところで
あります。
年末年始の感染再拡大
が懸念されますことから,本市では,引き続き,
新型コロナワクチンの1・2回目の
初回接種をはじめ,
オミクロン株対応ワクチンの
追加接種を実施し
ております。
自分自身や大切な家族を守るため,また,
医療機関が逼迫するのを防ぐためにも,積極的な
ワクチン接種の御協力をお願いいたします。
なお,
初回接種は,従来の
ワクチンを使用し
て行っ
ております
が,同
ワクチンの国からの供給は年内で
終了予定となっ
ておりますことから,接種を希望される方は,お早めに接種をお願いいたします。
市民の皆様におかれまし
ては,気温
が低くなり,換気
が不十分となること
が原因と見られる感染
が拡大し
ておりますことから,効果的な換気をお願いしますとともに,改めて,場面に応じた適切なマスクの着用など,基本的な
感染防止対策の徹底をお願いいたします。
続きまし
て,物価高騰対策についてで
あります。
今年の秋以降,ロシアの
ウクライナ侵攻を背景にした
エネルギー価格高騰に加え,歴史的な円安
が輸入物価の上昇に拍車をかけ,食料品や電気・ガス代を中心とした
値上げラッシュが家計に重くのしかかっ
ております。
本
定例会議におきましては,
物価高騰などにより影響を受け
ている市民の皆様の生活を支援するため,必要となる経費等を
補正予算として提案し
ております。
具体的には,
住民税均等割課税世帯家計応援給付金給付事業といたしまし
て,住民税の均等割のみ
が課税され
ている世帯に,1
世帯当たり5万円を給付するほか,
子育て世帯家計応援給付金給付事業といたしまし
て,高校生以下の子どもを持つ世帯を対象に,子ども1人当たり5万円を給付いたします。
本市といたしまし
ては,引き続き,国の動向を注視し,
市民生活や
地域経済への必要な支援策を講じ
てまいります。
続きまし
て,広域ごみ処理施設整備に係る協議についてで
あります。
新聞報道等でも御承知のとおり,一昨日の11月30日に,
一般廃棄物広域処理に係る
連絡会議が徳島市役所で開催され,
事業主体で
あります徳島市より,
広域ごみ処理施設整備計画から脱退する意向
が示されました。
これまで,本市をはじめとした
周辺市町は,平成28年5月30日に
広域整備を求める要望書を徳島市に提出し,平成29年3月30日における
一般廃棄物の
広域処理に関する協定書の締結に基づき,平成29年6月には,
事業主体の徳島市との間における
一般廃棄物の処理に係る
事務委託に関する規約の議決をいただい
て以降,
広域ごみ処理施設整備に向けた事業の推進を図っ
てまいりました。
その前提には,
広域ごみ処理施設整備による財政的な
スケールメリット,並びに,各市町における
施設老朽化の現状などを背景に,
広域整備が最善との判断の下,協議を継続し
てきたわけでございます。
徳島市の
内藤市長の就任以降,令和3年5月には,前候補地で
ある飯谷町枇杷ノ久保から
マリンピア沖洲に候補地
が変更となったことを受け,これまで約1年半にわたり,
連絡会議などを通じ,
マリンピア沖洲での新たな
事業計画,並びに各市町の負担額などについて,早期に示し
ていただくよう要請し
てまいりました。
しかしながら,最終的には,それらの見解
が示されることなく,一昨日に
徳島市長からの唐突な
広域協議からの
脱退表明が示されましたことは,今日まで,約6年の長きにわたり,各市町
が連携し,市民,町民の理解を得ながら進め
てきた
広域協議による時間的経過を踏みにじるもので
あり,誠に遺憾で
あります。
現時点におきましては,徳島市から,今後の
事務手続に係る具体のスケジュールなどは示され
ておりません
が,まずは,今月5日に,本市をはじめとする1市3町により,今後の
ごみ処理施設整備の進め方について,協議の場を持つことを予定し
ており,各々の首長の御意見やお考えをお聞きする中で,本市としての最善策を模索し
てまいりたいと考え
ております。
そうした状況なども勘案しつつ,市議会からの様々な御意見や御提言を賜る中で,可能な限り,速やかに本市としての
ごみ処理施設整備の方針をお示しし
てまいりますので,御理解賜りますよう,お願い申し上げます。
広域ごみ処理施設整備につきまし
ては,前段申し上げました経緯となりました
が,老朽化
が進む
ごみ焼却施設を抱える本市にとりまして,ごみの減量化は,さらに
スピード感を持っ
て取り組まなければならない状況に
あります。
これまでも,市民の皆様の御協力の下,ごみの減量に取り組んでまいりました
が,年々深刻さを増す
地球温暖化への対策としての
ごみ焼却処理量の削減や,
焼却施設の延命化など,
ごみ処理を取り巻く課題は,なお山積し
ております。
こうした諸課題に対し,市民の皆様や事業者の方々との一層の連携を図り,さらに力強く取組を進め
ていくため,リサイクルの日で
ある,去る10月20日,本市は,自治体として
ごみ減量宣言を行いました。
この宣言の下,
ごみ減量化推進に向け,新たに2つの取組を行います。
1つ目は,
徳島県立みなと高等学園の生徒の皆様に製作し
ていただいた
衣類回収ボックスを,昨日から
市役所ロビーに設置いたしました。
その上で,これまで燃えるごみとして処分され
ていた衣類を,
徳島県立小松島西高等学校生活文化科の生徒の皆さんにリメイクし
ていただくなど,再利用・再資源化を推進いたします。
2つ目といたしまし
ては,
資源物回収拠点で
あるエコステーションの常時設置に向けた
実証実験として,旧
教育委員会庁舎に,段ボールや新聞等をいつでも持ち込むこと
ができる
回収場所を設置いたします。
なお,
エコステーション設置検討に係る経費につきまし
ては,本
定例会議の
補正予算として提案し
ております。
今後におきましても,紙類及び
プラスチック製容器包装の
分別回収の徹底,生
ごみ水切りの徹底等,
ごみ減量に向け
ての具体的な
取組内容について,広報誌やホームページなどで随時周知し
てまいります。
市役所,事業所,市民の皆様
が一緒になっ
て資源循環型社会の実現に取り組むため,御理解,御協力をよろしくお願いいたします。
続きまし
て,防災対策についてで
あります。
先月13日に
実施予定で
ありました小松島市
総合防災訓練は,悪天候と
会場グラウンドのコンディション不良のため,残念ながら中止となりました。
参加に向け調整をいただいた
関係機関並びに各団体の皆様,訓練を心待ちにされ
ていた皆様におかれまし
ては,この場をお借りしまし
て,おわびを申し上げます。
一方,本市では,この秋,地域の防災力を向上するための新たな取組もスタートさせました。
先月20日より,
避難指示等の発令の際,確実な
情報伝達を確保することを目的として,従来の
防災行政無線の音声に加え,
サイレン吹鳴を伴う
定期訓練放送を実施し
ております。
防災行政無線は,性質上,地形や天候の影響を受けやすく,放送
が聞こえない,聞き取りにくいとの声をいただくことも
あり,御迷惑をおかけし
ております
が,今後も,
防災行政無線をはじめ,様々な手段での
情報配信にも取り組んでまいりますので,御理解を賜りますよう,お願い申し上げます。
また,多様な災害に対応できるよう,
自主防災組織等関係団体との連携を一層深めるとともに,ハード・
ソフト両面から,安全で安心な
まちづくりの実現に取り組んでまいります。
市民の皆様におかれまし
ても,お一人お一人
が,自らの命,安全を自ら守る,地域の安全は
自分たちで守るという自助・共助による
防災意識の高揚
が必要不可欠となりますことから,それぞれの家庭や地域で,引き続き,災害に備える取組を実践し
ていただきますよう,御理解と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
本市の主な取組及び事業の
進捗状況等は,以上のとおりで
あります。
それでは,本日提出いたしました議案及び
報告案件の主なものにつきまし
て御説明いたします。
本
定例会議には,令和4年度
補正予算議案7件,
条例議案13件及び
単行議案1件の議案計21件,並びに
専決処分の報告1件を提出いたし
ております。
議案第83号の令和4年度小松島市
一般会計補正予算(第6号)につきまし
ては,
歳入歳出とも10億4,760万円の
追加補正で
あります。
歳出の主なものといたしまし
ては,
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源に,前段申し上げました,
物価高騰対策として必要となる経費を計上したほか,
立江公民館等複合施設の
建設予定地に
ある立江幼稚園園舎の
解体工事についても
予算措置をいたし
ております。
これらによりまして,当初からの
予算総額の累計は181億9,460万円となっ
ております。
その他の議案及び
報告案件につきまし
ては,お手元の
議案書等に記載のとおりで
ありますので,御覧いただきますよう,お願いを申し上げます。
以上,よろしく御審議の上,
原案どおり御賛同賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
大変失礼いたしました。
先ほど御説明いたしました
子育て世帯家計応援給付金給付事業として,高校生以下の子どもを持つ世帯を対象に,子ども1人当たり5万円を給付するということに対しまして,1万円と申し上げました。訂正をさせ
ていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
◎ 議長(
米崎賢治議員)小休いたします。
午前10時29分 休 憩
───────────────────────────────────────────
午前10時29分 再 開
◎ 議長(
米崎賢治議員)再開いたします。
中山市長。
[市長
中山俊雄君 登壇]
◎ 市長(
中山俊雄君)大変失礼いたしました。
今回の給付金に際しまして,1人当たり5万円ではなく,1万円でございます。
訂正し
て,おわびを申し上げます。
───────────────────────────────────────────
◎ 議長(
米崎賢治議員)以上で,本日の日程は終了いたしました。
次会の日程を報告いたします。
次会は,12月6日午前10時再開,
上程議案に対する質疑及び市政に対する
一般質問で
あります。
なお,12
月定例会議における「ふれあい
市議会コンサート」は,出演者の都合により延期となりましたことをお知らせいたします。
本日は,これをもって散会いたします。
午前10時31分 散 会
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